社内WEBサーバを構築して開発環境を構築しよう。
WEBサービス等を開発する場合に、その都度、インターネット環境のサーバでテストをするようなことは、面倒ですし、セキュリティ面からも非常に問題のある場合が多いので、なるべく正式リリースになるまでの間は、社内のローカル環境内にサーバを立てて開発を進める必要があるでしょう。といっても、わざわざ専用のWEBサーバを用意して、そこにWWWサーバを建てたりする必要ありません。LAMPと呼ばれる、一般的なWEBサービス開発で使用するテクノロジーを使う分には、本当に簡単に開発環境を構築することができます。
具体的にはPHPやPerlといったよく使われるようなスクリプトと、業界標準クラスのデータベースやWWWサーバを利用するのは、開発の容易さ、ライブラリやサポート環境の豊富さにから、お勧めです。そして、そういった環境をパソコン上で実現するようなアプリケーションもいくつか登場しており、これをインストールすると、例えばWindows環境であっても、たちまちLAMP環境が構築されます。
もし、社内にシステムエンジニアやプログラマが居るのでしたら、何かカスタマイズが発生したときには、そこへ依頼を掛けることでほとんど対応できるでしょう。プログラマではなくても、詳しい方がいれば、カスタマイズ自体は簡単なので、十分対応することができると思います。これで社員が、報告や連絡を社内限定のブログやSNSで行うことで、社内限定のナレッジデータベースを構築することができます。